【堂本光一】昔、面白すぎたドラマを厳選して紹介!

3月31日にミュージカル『Endless SHOCK』の千秋楽を迎え、通算1700回目の公演が終わった堂本光一さん。近年は舞台やミュージカルでの活躍が輝かしいですが、数年前までは数々のドラマに出演し視聴率を稼いでいた時期がありました。そこで今回は、堂本光一さんが出演した昔の面白かったドラマをまとめたのでご紹介します。

スシ王子!

2007年7月27日から9月14日まで放送されていた『スシ王子!』。 堂本光一を主演に、KAT-TUNの中丸雄一が準主演として出演したドラマです。

このドラマは 堂本光一が演じる米寿司が、かつて「スシ王子」として名を馳せたが父と祖父の死がきっかけで寿司の世界を去るも、自然流の奥義を学ぶため寿司の世界に戻り旅の途中で出会う刺客たちと寿司勝負を繰り広げるアクションコメディー。

このドラマは全8話とエピソードが少なく平均視聴率も7.5%と低かったものの、2008年4月19日には続編となる映画『銀幕版 スシ王子!ニューヨークへ行く?』が公開され、堂本光一は『家なき子』以来13年ぶりの映画出演となりました。

また2008年4月25日の「クレヨンしんちゃん」に堂本と中丸が本人役でキャスティング出演し、エンディングには着ぐるみのしんのすけと共演を果たしました。

『若葉のころ』

1996年4月12日から6月28日まで放送されていた『若葉のころ』。堂本剛堂本光一を主演に様々な運命が交差する青春群像物語を描いたドラマとなっています。

ストーリーは働かない父に代わり貧しくも弟と妹と共に懸命に生きる武司(堂本剛)と、大病院の息子の次男として不自由なく温室育ちの甲斐(堂本光一)が高校で出会い序々に友情を育んでいきます。

しかしこの出会いは悲劇の始まりで、貧乏な家庭と裕福な家庭で育った対照的な2人が友情を育むも、様々な問題に直面し苦悩していく姿が描かれています。

幼馴染を助ける為に父親を刺してしまい少年院へ送られる武司(堂本剛)。父と愛人関係にあった教師と禁断の関係となりその関係が学校中に知れ渡り、更に武司と父親の喧嘩を止めに入った時に鉄骨の下敷きになり意識不明となる。

誰でも身近にありえるリアルなストーリーとなっており、KinKi Kidsの2人が主演だった事もあり平均視聴率は16.5%を記録し最終話では21.3%を記録しました。

人間・失格~たとえばぼくが死んだら~』

1994年7月8日から9月23日まで放送されていた『人間・失格~たとえばぼくが死んだら~』。主演は赤井英和で名門私立中学校を舞台に、イジメ、体罰、虐待、自殺や親子の絆を描いたドラマです。

裕福な家庭に育つ子供達が通う私立の名門男子校が物語の舞台で、生徒が成績トップを競い合いますがその描写はヒステリックで生徒の内面の陰を感じさせる。

神戸から東京に引っ越してきた大場衛(赤井英和)と大場誠(堂本剛)が生徒をイジメから助けた事をきっかけに、新たなイジメのターゲットとなり全ての人間から憎悪を向けられるようになり孤立していきます。

やがて屋上で生徒達からのイジメの末に追い詰められ落下し一命を取り留めるも、やがて容態が悪化し亡くなってしまいます。そして誠を殺した者達への、衛の復讐劇が中心に描写され、過激なイジメの内容から批判が多くありましたが、徐々に視聴率を上げ、最終回は28.9%を記録した話題作です。

ぼくらの勇気 未満都市

1997年10月18日から12月20日まで放送されていた『ぼくらの勇気 未満都市』。このドラマはKinKi Kids堂本光一堂本剛の共演作で、嵐結成前の相葉雅紀松本潤がドラマに初出演した作品です。

物語は千葉県幕原市で大地震があったとのニュースが流れる所から始まり、キイチ(小原裕貴)、ヤマト(堂本光一)、タケル(堂本剛)が幕原地区に乗り込みます。しかし地震は政府による情報操作で、実際には微生物「T幕原型」に汚染されてしまうというバイオハザードが発生していた。

幕原市は大人が死に絶えた未成年だけの街になってしまい、感染拡大とパニックを防ぐためとして街全体が封鎖されていました。そこでヤマトやタケル達が治安が悪化し暴力に支配された子供だけの街に秩序を築いていくストーリーが描かれています。

放送から約20年後の2017年7月21日にKinKi Kidsのデビュー20周年特別企画として、続編となる『ぼくらの勇気 未満都市2017』がスペシャルドラマとして放送されました。

銀狼怪奇ファイル~2つの頭脳を持つ少年~』

1996年1月13日から3月16日まで放送されていた『銀狼怪奇ファイル~2つの頭脳を持つ少年~』。漫画『超頭脳シルバーウルフ』を原作としたドラマとなっていますが、主人公の能力以外はほぼ別作品となっています。

このドラマは堂本光一演じる「不破耕助」を主人公に、普段は普通の高校生であるが殺人事件に巻き込まれて命を失いかけた事をきっかけに「銀狼」と名乗る粗野で冷徹な別の人格が現れるようになる。

不破耕助の頭の中には、優しく大人しい性格の普通の高校生「耕助」と、IQ220をもつ天才「銀狼」の2つの頭脳があり、危険が迫った時に切り替わる事があります。これは父の不破俊助による遺伝子操作によって引き起こされた現象。

不破耕助が特殊な能力を使い、超常現象としか説明しようのない不可能犯罪に対して銀狼が天才頭脳を駆使し次々と科学的に事件を解決していくストーリーが描かれています。